これからFXを始める際に、
おすすめの手法
があれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
これからFXを始める際には、難しいやりかたではなく、まずは、シンプルな手法をマスターされることをおすすめします。
このページでは、それらの内容について、わかりやすく説明しています。
これからFXを始める際に、
お勧めの手法
はあるのでしょうか?
結論からいうと、まずは、
シンプルな手法
をマスターするという考え方が良いと言えます。
逆に、高額商材にあるような、「中、上級者向けの小難しい手法」は、敬遠したほうが賢明と言えます。
そもそも、そういった手法で、成果がでるかどうかも怪しいと言えます。
現実的には、
相場は、上がるか下がるかの2択
ですので、手法についても、最初は、なるべく、シンプルな考え方のもので実践をして、そのなかから、
自分に合うものを選ぶ、あるいは、改善していくという考え方
が、理にかなっていると言えます。
また、ひとつの手法がある程度マスターできれば、
相場環境に応じて、別のシンプルな手法を試してみる
といったようにして、複数の場面に対応できるようにしていくことをおすすめします。
では、基本的に、どのような手法があるのか、下記に整理します。
FXの手法について
FXの手法として、まずは、
トレード期間によるスタイルの分類
と、
エントリータイミングによる2つのスタイル
について考えていきます。
トレード期間によるスタイルの分類
トレード期間によるスタイルの分類としては、下記の4つに分類することができます。
・スキャルピング
超短期売買。
数秒から数分の間で取引を繰り返す。
・デイトレード
数十分から、長くても、その日のうちにトレードを終了する。
・スイングトレード
2日から、1週間程度の期間で取引を行う。
・ポジショントレード
数週間から数年の長期にわたるトレード。
これからFXを始める場合、どのスタイルがいいかについてですが、一般的には、
デイトレード
か、
スウィングトレード
が良いと言われています。
この2つは、
トレンド分析も比較的じっくりと考えること
ができ、また、
損切りも予め設定しやすい
というメリットがあります。
それに対して、スキャルピングは、短い間隔での取引となり、結果、
集中力とトレードスキル
が要求されることになり、利確や損切りも、速い判断が必要となります。
また、ポジショントレードの場合は、トレード回数が極端に少なくなるため、トレードの技量を向上させるには、向いていないと言えます。
もっとも、まとまった資金がある場合は、相場状況によっては、スワップ金利狙いで、ポジショントレードもメリットがあると言えます。
エントリータイミングによる2つのスタイル
エントリータイミングによる2つのスタイルとしては、
順張り
か、
逆張り
かという考え方になります。
それぞれ、
・順張りは、トレンドの方向
・逆張りは、トレンドとは逆の方向
でエントリーをします。
順張りは、トレンドがそのまま続くことを想定してエントリーします。
それに対して、逆張りは、トレンドが転換すること、あるいは、一時的に逆方向に行くことを想定してエントリーします。
ただ、その場合も、トレンドの後半部分では、トレンドが転換する可能性も高くなりますので、必ず、損切りの設定をして、リスクを回避することが大切になります。
例えば、「エリオット波動」という考え方では、
3つ目の波は、一番、伸びる
という解釈をしますので、そういった理論も参考にすると良いと言えます。
また、実際、トレンドが転換することを期待して、「逆張りでエントリーする人」も多いのですが、転換のタイミングを見極めるのは、なかなか難しい部分があります。
逆張りの際は、あまり焦ってエントリーするのではなく、トレンドが転換したことをある程度、確認してからエントリーすることが大切になってきます。
その場合も、想定通りに動くとは限りませんので、損切りを設定しておくことで、大きな損失を回避することができます。
テクニカル分析と、ファンダメンタル分析について
トレードを行う上での分析手法としては、
テクニカル分析とファンダメンタル分析
があります。
もちろん、両方とも大切なのですが、特に、
デイトレードや、スイングトレードの場合
は、テクニカル分析に比重をおいた分析のほうが、実践的と言えます。
長期的には、ファンダメンタルの影響を受けつつも、短期的には、テクニカルな分析をしたほうが、トレードの再現性からも良いと言えます。
また、テクニカル分析の方法は、それこそ、
自分にあったスタイル
を見つけていくことが大切になります。
自分にあったテクニカル手法の見つけ方
自分にあったテクニカル手法は、実際の相場で試してみて、判断するということになります。
ただ、チャートは、
よく似た動きをするケースが多い
ということを考えると、過去のチャートで検証するという方法もあります。
その際、
検証ソフト
を使うと、過去のチャートで、疑似トレードができますので、便利です。
よく使われているシュミレーションソフト(検証ツール)としては、「Forex Tester」というソフトがあります。
下記のような画面で、実際の過去のチャートを表示させて、検証をしていくことになります。
※表示されているインジケーターは、カスタマイズできます。
下記の画面では、移動平均線、ストキャスティクス、ZIGZAG、セッションごとの色表示のインジケーターを設定しています。
シュミレーション時の注文は、成行注文の他、もちろん、指値、逆指値もできます。
実際のトレードと同じような感覚で、シュミレーションができますので、トレードの練習ツールとしても使用できます。
また、トレードの結果は、画面左に、下記のように表示がなされます。
ソフト自体は有料になりますが、かなり便利なソフトです。
有料とはいえ、正直、高額な情報商材や、オンラインサロンより、コストパフォーマンスは良いと言えます。
下記から、デモバージョンもダウンロードできますので、一度、試してみられることをお勧めします。
さいごに
これからFXをはじめる際には、
まずは、シンプルな手法
でスタートして、徐々に、手法をふやしていくという考え方が良いと言えます。
いきなり、複雑な手法を試しても、改善のしようがありませんし、そもそも、そういった手法で成果があがるかどうかの保証もありません。
少なくとも、高額な商材に頼ることは控えたほうが賢明と言えます。
以上、FX初心者にお勧めの手法についてでした。