どうしても、常にポジションを持ってしまう、いわゆる、
ポジポジ病
が治らない、、どうすればいいのか知りたい、
こんなテーマに関する記事です。
常にポジションを持ってしまうことを、一般的に、「ポジポジ病」とも言います。ポジポジ病を治す為には、ポジポジ病の心理的な面を理解するとともに、エントリールールを設定すると良いと言えます。
ポジポジ病の場合、
常に、ポジションを持ってしまう
ということになってしまいます。
その背景として、下記の2つのことが考えられます。
・チャートがどんな状態の場合でも、「利益になるチャンスがある」と考えてしまう
・トレードは、「上がるか下がるかを予測するもの」であると考えている
ただ、残念ながら、ポジポジ病の場合、結果的に、
その日の収支がマイナスで終わる
という場面が多くなってしまいます。
なぜなら、
・常にエントリーのタイミングがあるとは限らない
・上がるか下がるかは、誰にもわからない
からです。
ポジポジ病って、なかなか治らないんんです。。
ポジポジ病の心理的側面と、対応策について考えていきます。
常にエントリーのタイミングがあるとは限らない
エントリーのタイミングは、どのようにして見極めればいいのでしょうか。
ユーチューバーのNOBUさんは、
日利1%FX 鉄壁の不動心トレード(NOBU塾)
という本のなかで、下記のことを述べてます。
8割くらいの値動きは、ランダムで先の予測ができない、
日利1%FX 鉄壁の不動心トレード(NOBU塾)
2割くらいは、数秒から数分先の値動きが読める局面がある、
勝ち続けているトレーダーは、2割の局面を根気強く待っている。
このロジックでいうと、相場において、エントリーできる可能性のあるタイミングが、
全体の2割
で、残りの8割は、
何もしないのが「正解」
ということになります。
よく、勝組のトレーダーは、
自分の得意なパターンがくるまで、じっと待つ
ということが言われています。
このこととも、共通する考え方だと言えます。
ある意味、常にポジションを持つということは、
自分の得意なパターンの見極めができていない
ということも言えます。
いずれにしても、
エントリーすべきタイミング
と、
エントリーすべきではないタイミング
を明確に認識すべきと言えます。
ちなみに、NOBUさんの下記の動画では、そのことをわかりやすく説明しています。
NOBU氏のエントリーのロジックで見た場合、下記のチャートの期間において、エントリーのタイミングは、
15分足 3か所
5分足 9か所
という解釈になります。
(画像引用;Youtube10分で成果が激変!投資家、トレーダー必見!!『神回』動画がここに登場!)
もちろん、エントリーのロジックは、人によって異なりますので、あくまでも参考意見ですが、少なくとも、
エントリーのタイミングを絞る
ということは、大切なポイントと言えます。
エントリーのチャンスって、そんなに多くないんですね。
上がるか下がるかは、誰にもわからない
トレードをする際には、
チャートが、上がるか下がるかは、誰にもわからない
という大前提を強く意識することは、非常に重要と言えます。
もちろん、チャートのパターンによる確率的な傾向はありますが、将来の動きを約束するものではないということです。
チャートの本を見ると、
このチャートパターンの時は、上がりやすい(または下がりやすい)
といった解説がありますので、そのまま鵜呑みにしてしまいがちです。
ただ、チャート自体は、
過去のデータの分析
に過ぎないので、将来の予測をするものではないという考え方が正しいと言えます。
チャートが、上がるか下がるかは、誰にもわからないという前提で、
常にポジションを持つ
ということは、リスクの高い行為という見方をすることができます。
ですので、自分なりのロジックに合致した場面でのみ、エントリーをするということが大切と言えます。
ちなみに、テスタさんのスキャルピングの勝率が、
6~7割
です。
ですので、自分のロジックにあった時の勝率が6~7割であれば、良しとすべきです。
よく、ネット上で、勝率8割とか9割以上といった事案を目にすることがありますが、正直、かなり胡散臭いといえます。
さいごに
ポジポジ病で、常にエントリーをするということは、結果的に、
ギャンブル的な要素
が強い行為と言えます。
ですので、
いかにギャンブル的な要素を少なくするか
を考えると、
・ポジポジ病は控える
・エントリーのロジックを明確にする
・そのロジックの時のみ、エントリーする
といったことが大切と言えます。
以上、「ポジポジ病」と「エントリーのタイミング」についてでした。