インジケーターって、必要なの？
こんなテーマに関する記事です。
インジケーターを当たり前のように設定していますが、無くても勝っている人もいます。。
トレードをする際、一般的には、
チャート上
にいくつかの「インジケーター」を表示させます。
インジケーターを見ることで、
エントリーやイグジットのタイミング
の為の判断材料にできると考えるからです。
ただ、インジケーターについては、別の見方もできます。
インジケーターは、必要なのか？
松井証券の「カンニング竹山のFXトーク」のなかで、
ためためさん
が、
「インジケーターは表示していない。」
ということをおっしゃっていました。
確かに、
インジケーターがなくても、トレードはできます
し、また、ためためさんのように、
それで勝っている人
もいるわけです。
これは、大いなる「気づき」といえます。
インジケーターを表示させるという
先入観
を、一度無くしてみてもいいのかもしれません。
インジケーター無しで、チャートの何を見るのか？
ちなみに、チャートにインジケータを表示しない場合、意外に、
値動きのみにフォーカス
できるように思います。
また、その上で、必要なライン（水平線や、トレンドライン）を引いていくと、
画面が、よりシンプル
になります。
その上で、必要に応じて、
必要最小限のインジケーター
を選択すると良いでしょう。
もちろん、インジケーター無しという選択肢もあります。
「インジケーターは、必ずしも必要ない」ということを意識するだけでも、チャートの設定の仕方が変わってくるに感じます。
逆に、インジケーターが多すぎると、実際のところ、判断に迷ってしまうという状況になりかねません。
インジケーター以外で必要なもの
インジケーターが無かったとしても、
水平線
や、
トレンドライン
は、意識しておいたほうが良いと言えます。
水平線は、
前回の高値、安値
や、
キリ番
などです。
つまり、相場参加者が意識しそうなラインを認識しておくことは、大きな判断材料になります。
また、トレンドが発生しているときは、トレンドラインも意識しておいたほうが良いと言えます。
もちろん、それらも、
それぞれのトレードスタイル
によって、その位置づけが変わってきます。
ロスカットも含め、キリ番付近で、注文をだしている人が多いですからね。
さいごに
インジケーターは、どんなに使いこなしても、
過去の数値
を分析しているだけなので、
未来の動きを予想できるもの
では無いといえます。
ですので、過度に期待するものではないのでしょう。
ただ、
多くの人が意識するもの
であれば、
未来の動きに影響を与えるもの
とも言えます。
一目均衡表も、使う人が増えれば増えるほど、その精度がアップするということが言われています。
しかしながら、どんなにインジケーターを使いこなしても、勝率が１００％になることはありえません。
あくまで、補助的なツールとして位置づけたほうが現実的と言えます。
また、使用するインジケーターの数についても、
必要最小限のインジケーター
にしたほうが、判断がシンプルにできると言えます。
あまり多くのインジケーターがあると、結局、判断に迷う状況になりかねません。
以上、インジケーターを選ぶ時の「考え方」についてでした。
