FXのトレードで負けたときに、メンタル的な対処法はあるのか?
こんなテーマに関する記事です。
トレードで大負けすると、メンタルをやられてしまいます。そうならないように、事前に、対策を考えておきましょう。
FXのトレードで、
負け
はつきものです。
ただ、負ける際にも、状況によっては、
かなりの精神的ダメージ
を伴う場合もあります。
しかしながら、FXの場合、現実的には、
勝ち負けを繰り返して、その結果、利益を残していく
ということになりますので、
負けトレードにも向き合うことが必要
と言えます。
以前、トレードで実績をあげている人のインタビュー記事を呼んだ時に、
「過去の大負けの履歴を見ていたら、自然と、涙がこぼれてきた。。」
ということが書いてありました。
そこまで、感情が揺さぶられることは少ないかもしれませんが、いずれにしても、心理面への影響はあります。
しかしながら、なるべく、一定の心理状態でトレードするほうが良いのですが、その為の対応策として、
トレードノートをつける
ということがあります。
よく、FXにおいて、
トレードノートをつけることの重要性
が言われます。
つまり、そうすることで、
負けトレードを客観的に振り返るということ
ができます。
そこに重要なポイントがあるのかもしれません。
トレードノートって、結構、大切なんですね。
負けトレードの振り返りのポイントに関して、下記に考察してみました。
ポイント その1;負ける時のパターン
負ける時は、かなりの確率で、
同じパターンで負けていること
があります。
人には、それぞれの思考パターン、クセがありますので、どうしても、
同じような環境下では、同じような行動
をしてしまいます。
それは、ある意味、仕方ないことかもしれません。
逆にいうと、同様に得意な場面で勝っているとも言えます。
しかしながら、よく言う、
コツコツドカン
で、勝ち分が吹っ飛ぶことがままあります。
ですので、負けた時の振り返りを繰り返すことで、
共通した負けパターン
が見えてくる可能性があります。
負ける時のパターンで、結構、同じようなパターンの場合が多いんです。
ポイント その2;ドカーンを無くすこと
共通する「負けパターン」が、なんとなく見えてきたら、
そのパターンでのエントリーを控えること
で、論理的には、負ける回数を減らすことができます。
結果、コツコツドカンの「ドカーン」が減って、
最終的に、プラスになる可能性が高まる
ということになります。
しかしながら、上記に記載したように、負けるパターンは、
それぞれの思考パターンやクセ
つまり、
エントリー時のメンタルによるところ
の影響も大きい為、それを改善するには、ハードルが高い面もあります。
ですので、こういった面を改善することは、
時間がかかるという前提で取り組むこと
が大切と言えます。
ちなみに、株式のほうのお話しになりますが、テスタ氏が、
ルールを守ることは、赤信号では渡らないのと同じ
という意味のことを話されてました。
確かに、負けパターンでのエントリーは、
赤信号で事故にあうのと同じくらいリスク
のあることかもしれません。
さいごに
実際、
トレードノートをつけている人の割合
は、かなり少ないと言えます。
逆に、実績をだしているトレーダーの人は、トレードノートの重要性を話される場合が多いように感じます。
確かに、仕事としてとらえれば、しっかりと業務設計をすべきですので、明文化して当然な面もあります。
ただ、それが、なかなかできないというのが実情ではありますが、負けトレードに向き合う最良の方法といえます。
トレードノートをつけるメリットは、自分のトレードを客観的に振り返って、その傾向を認識することができる点にあります。
以上、トレードで負けた時についてでした。