FX初心者が、「覚えたほうがいいこと」とは？

こんなテーマに関する記事です。

FXをはじめるにあたって、覚えておいたほうが良いこととして、おおまかにとらえると下記の２つにわけることができます。

それは、
　トレードのスキル的なこと
と、
　FXトレードの概念的なこと
です。

それぞれについて説明していきます。

トレードのスキル的なこと

トレードのスキル的なこととしては、
　実際に取引する際の手順
と、
　テクニカル分析や、ファンダメンタル分析
といった内容になります。

実際に取引する際の手順

実際に取引する際の手順としては、
　発注の仕方などに加えて、ロスカットなど、ＦＸのトレードにおける基本的なルール
のことです。

こういったことは、入門書や、ＦＸ会社の操作説明を一通り読めば、理解できます。

また、発注時に、稀に、
　買いと売りを間違える
といったこともおこったりしますが、注意すれば解決しますので、そう、大きな問題にはならないでしょう。

テクニカル分析や、ファンダメンタル分析

テクニカル分析や、ファンダメンタル分析については、入門書や、あるいは、更に深堀りした書籍を読むことで、
　基本的な理解
をすることができます。

ただ、実際の相場は、理論通りに動かないことも多いので、そういった意味では、
　実践を重ねるなかで、経験を積んでいく必要がある領域
であると言えます。

FXトレードの概念的なこと

FXトレードの概念的なことというと、
　ちょっと、小難しいこと
のように感じますが、要するに、FXをはじめるにあたって、
　期待と現実の間にはギャップがある
ということです。
FXをはじめるのあたっては、その点を解消しておいたほうが良いといえます。

具体的には、
　・期待していること；FXで簡単に稼げる
　・実際　　　　　　；簡単には稼げない
　　　　　　　　　　　　＞安定的に稼ぐためには、一定の技量が必要となる
ということです。

実際、ネット上の情報や、情報商材、あるいは、一部の書籍で、
　・ＦＸで簡単に稼ぐことができる
　・１日〇分で、〇〇万円の利益
　・高勝率のトレード手法
といった主旨の内容をみて、
　ＦＸでは、容易に稼ぐことができる
と認識してしまう場合が多々あります。

しかしながら、安定的に利益をだすどころか、大きな損失をだしてしまうようなケースもあるのが実情です。

正直、簡単に利益がでるようなものは、存在しません。
もし、そんなウソのようは話しがあるとすれば、それは、「ウソ」です。

ですので、ＦＸをはじめるにあたっては、
　ＦＸは、簡単に利益がでるようなものではない
ということと、
　そのような手法も存在しない
という認識をもつことが大切になってきます。

では、どのような考え方がいいのでしょうか？

現実的には、
　自分にあったトレードスタイル
を見つけて、
　コツコツと稼いでいく
ということになります。

ですので、少なくとも、
　高勝率の手法で、簡単に稼ぐ
という発想は、しないほうが賢明です。

また、その発想をしてしまうと、詐欺的商法の被害にあうリスクもでてきますので、注意すべきと言えます。

もっとも、こういった「考え方」の部分は、
　人によって見解が分かれる部分
になりますので、あくまで、各人で判断すべきことにはなります。

リスクリワードを考えたトレードを行う

実際のトレードでは、エントリーする場面は、
　期待値が高い場面
に限定して、
　リスクリワードを考えたトレードを行う
ということが大切になってきます。

また、期待値が高い場面であっても、その勝率は、平均すると、
　60％前後
というのが、現実的な数値となります。

ですので、その中で、いかにトレードの技量を高めていくかということに、焦点をあてるということが、結果的に、安定的な利益につながると言えます。

さいごに

ＦＸをはじめるにあたっては、
　安易に稼げる
といった幻想をもってしまうと、結果的に、逆の結果になってしまうリスクがあります。

ですので、まずは、
　少額からスタート
して、トレードの技量を高めるというプロセスに焦点をあてて、経験値を高めることが良いと言えます。

以上、FX初心者が覚えたほうがいいことについてでした。