FXで、「高額な情報商材」に頼るのは控えましょう。

こんなテーマに関する記事です。

投資用の高額商材のなかには、
　FXに関する商材
も存在します。

しかしながら、実際のところ、
　高額な情報商材で、それらの金額に見合う価値のあるもの
は、ほとんど無いと言ってよいでしょう。

しかしながら、
　ＦＸトレードにおける「必勝法」
を求めて、
　ついつい、食指が動いてしまう
ということがあります。

結論からいうと、
　高額な情報商材に頼るのは控えたほうが賢明
と言えます。

その理由について、下記に整理します。

ＦＸに必勝法（いわゆる「聖杯」）は存在しません。

ＦＸにトレードで、
　どんな相場環境でも勝てる必勝法
というのは、存在しません。

実際に勝率が高いトレード手法というのは、
　その相場環境に合っている手法
ということになりますが、それが、永遠に続くということはありません。
相場環境は、時間とともに、変化するからです。

ですので、トレード手法は、
　相場環境によって異なる
ことになり、また、トレードの技量を上げるためには、
　そういった判断ができること
と捉えることができます。

また、常にトレードをするのではなく、
　休む
という判断も必要になります。

ですので、
　常に勝てる
という手法があれば、残念ながら、それは、ウソになります。

仮に、情報商材で提案されている手法があったとしても、
　それが、現在の相場環境にあったものかどうか
という判断が必要になり、それは、トレーダー自身で判断すべきものになります。

また、その判断ができれば、何も、高額な商材を購入しなくても、基本的なトレード手法で良いわけです。

また、その際の勝率についても、
　60％前後
が現実的な数字になります。

そういった意味でも、
　派手なページで、必ず勝てるなどど煽るような高額商材のサイト
は、信用しないほうが賢明といえます。

高額な情報商材の中身とは？

情報商材のなかみは、
　・教材的なもの
　・ＥＡ（自動売買）系のもの
　・エントリーのシグナルなどのアドバイス系
といった内容に分類されます。

それぞれ、
　金額に見合った内容
であれば良いのですが、現実的には、
　中身を伴わないものが多い
というのが実情です。

それどころから、安易にそういったものに頼ると、
　トレードの技量がいつまでも向上しない
というリスクもあります。

では、
　なぜ、そういった商材が売れるのか？
あるいは、
　なぜ、そういった商材に関心を持ってしまう？
のでしょうか？

その理由は、
　FXで「簡単に利益を上げたい」
という心理状態の人が多いからです。
ネット上でも、そうった風潮の情報が氾濫しています。

また、実際に、
　運よく、大きな利益を稼いだ人
もいるため、「簡単に利益を上げることができる」と判断してしまうケースも多いというのが実情です。

しかしながら、現実は、そう簡単には、いきません。

FXに限らず、トレードにおいては、ご承知のように、
　常に利益を上げられるとは限らない
からです。
また、過去の成功体験が、大きな失敗の原因となってしまう場合もあります。

ですので、少なくとも、
　トレードにおいて、簡単に利益を上げるということは、ありえない
ということを認識することが、重要になってきます。

スポーツと同じように、
　失敗と繰り返しながら、地道に技量を上げていく
ということで、
　利益を上げられるようになる
という考え方をするのが健全と言えます。

ＦＸトレードにおいて、技量を高める方法とは？

ＦＸトレードにおいて、技量を高める為には、
　自分にあったトレードスタイル
を作っていくということにつきます。

他の人がうまくいっている手法があったとしても、それが、自分にあうとは限らないわけです。
なぜなら、自分と人では、
　ものごとの判断の仕方や、その傾向が異なる
からです。
同じツールを使っても、その使い方が違ってきます。

また、同様に、
　失敗しやすい場面
も人によって、その傾向が異なってきます。

トレードの実践を繰り返すなかで、そういった傾向を認識して、
　・いかに失敗を減らすか
　・うまくいった再現性のあるトレードで利益をのばせるか
といったことを積み重ねていくということが大切になってきます。

さいごに

高額な情報商材の内容をみてみると、明らかに、
　たいした内容でもないのに、大げさに表現している
あるいは、
　単に過去のチャートを分析して、さも勝率が高いようにアピールしている
といったものも見受けられます。

実際のところ、
　基本的な手法
は、高額な情報商材でなくても、書店で販売しているような「FXや投資関連の書籍」でも確認できます。

ですので、あえて、高額な商材を購入しなくても、
　基本的な手法を理解
して、また、
　過去のチャートで検証を行う
といったことをしたほうが、自分にあった手法が見つけやすいと言えます。

いずれにしても、
　簡単に利益がでるような手法
は存在しませんので、そういった謳い文句を記載しているような商材には、手をださないことが賢明と言えます。

以上、高額な情報商材についてでした。