FXの目標設定について

こんなテーマに関する記事です。

FXでトレードする際に、
　目標設定
は、したほうが良いのでしょうか？

この点は、実際、意見が分かれるところです。

なぜなら、目標設定をしたとしても、結局は、
　相場次第
だからです。

実際、ある程度、経験のあるトレーダーでも、相場の状況がよくない場合は、
　トレードはしない
という場合もあり、そうすると、結果、
　１日の目標を設定しても、意味がない
とも言えます。

普通、
　なにかアクションを起こせば、何かしらの成果につながる
という場合がほとんどです。

しかしながら、トレードの場合、
　期待値が低い状況でトレード
をすれば、成果があがるどころか、
　損失につながるリスクのほうが大きい
ということになります。

そういった点も踏まえて、FXの目標設定について、下記に整理しています。

FXで、目標をたてる場合の注意点

FXで、目標をたてる場合には、下記のようなことに注意する必要があります。

・１日の利益目標（pipsの目標）は、厳密にしないほうが良い
・高すぎる利益目標（pipsの目標）には、リスクがある
・トレードの技量に関しての目標は、立てたほうが良い

それぞれの内容について説明していきます。

１日の利益目標（pipsの目標）は、厳密にしないほうが良い

１日の利益目標を立てる場合は、
　もし、相場環境が良くない場合は、無理にトレードしない
という感じの、
　緩い目標設定
にしておくと良いと言えます。

難しい相場でトレードしても、結局、
　リスクのほうが大きい
ということになるからです。

仮に、そんな相場でトレードしても、
　マイナスになった場合に、無理に取り返そうとして、リベンジトレードを繰り返す
ということになる可能性が高くなります。

その結果、
　損失が拡大するというお決まりのパターン
になってしまいます。

ですので、利益目標を設定する際には、
　前提として、相場の状況が良い場合
を前提にしたものにしたほうが、合理的と言えます。
難しい局面で、あえて、トレードする必要性もありません。

高すぎる利益目標（pipsの目標）には、リスクがある

利益目標（pipsの目標）が高すぎると、
　無理な場面でのエントリー
をするリスクがあります。

ですので、利益目標（pipsの目標）を立てる場合は、
　低めの設定（現実的な数値）
をしておいたほうが良いと言えます。

また、エントリーする市場や、その日の状況によって、
　ボラティリティー
も変わってきますので、その点も考慮する必要があります。

トレードの技量に関しての目標は、立てたほうが良い

「トレードの技量を高める為の目標」は、立てたほうが良いと言えます。

例えば、
　・損切りのルールを守る
　・リベンジトレードはしない
　・１日のトレード回数の上限を決めている場合は、その回数を守る
といったことです。

もちろん、トレードルールは、人によって異なりますので、自分の決めたルールを守るということです。
ただ、現実的には、なかなかルールを守れない場面のほうが多いと言えます。

ですので、そういったことができるようになる為に、目標を決めることは、価値があると言えます。

さいごに

FXのトレードをはじめる際には、稼ぐ金額の目標を立てたくなります。
しかしながら、その為の技量が伴っていないと、結局、
　絵に描いた餅
になってしまいます。

また、目標を立てることが、頻繁にトレードすることにつながり、かえって損失額を増やすことにもつながりかねません。
ですので、無理な目標を立てることは、極力控えたほうが良いと言えます。

以上、FXの目標設定についてでした。